2021年7月号
~「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報~

今号のニュースレターでは、昨年開催延期となり、2021年6月11日~7月11日に開催されているUEFA欧州選手権サッカー大会「UEFA EURO 2020」におけるEVSケーススタディのほか、EVS社がリリースを発表した、人工知能(AI)でノーマルカメラの映像をスーパースローモーションリプレイに変換するクラウドサービス「XtraMotion」の最新情報をお届けします。

ケーススタディ|UEFA EURO 2020 × EVS

2020年新型コロナウイルスの影響で開催延期となり、2021年6月11日~7月11日に開催されている16回目のUEFA欧州選手権サッカー大会「UEFA EURO 2020」。この「UEFA EURO 2020」のライブプロダクションにおいて、11の会場とIBCに設置された130台の「XT-VIA」サーバと、最新の「LSM-VIA」により、リモートでライブ制作が行われています。

「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報

より詳細をご覧になりたい方はこちら(英語)から!

製品情報|AIがフレーム補完EVS社ニューテクノロジーサービス「XtraMotion」

「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報

ノーマルカメラ × AIテクノロジー = スーパースローモーション
AIがフレーム補完 EVS社ニューテクノロジーサービス「XtraMotion」

EVS社は、フレーム間を補完し、ノーマルカメラをスーパースローモーションの映像のように変換するクラウドサービス「XtraMotion」を正式にリリースします。

ノーマルカメラでサポートしているコマ数(60FPS)では、アクションの速い動きを鮮明に捉えきれず、モーションブラーが生じることがあります。そこで、より多くのコマ数に対応しているハイフレームレートカメラ(120FPS~960FPS)を活用することが近年のトレンドとなっています。ただ、困ったことに、全ての名シーンをハイフレームレートカメラで捉えられているとは限りません。
また、その様なカメラを設置することが適さないという場合もあります。例えば、モータースポーツのライブ制作内において車中をハイフレームレートカメラで撮影することや、大学スポーツなどの中規模のライブ制作においては、ハイフレームレートカメラを用意することが難しいといったケースもあります。

「XtraMotion」は、これらを解決するために開発されました。
ノーマルカメラで撮影した映像素材を解析し、AIが映像フレームと映像フレームの間を生成し、スーパースローモーションカメラで撮ったかのような映像を放送で使用することができます。これにより、ハイフレームレートカメラを現実的に設置できない場所や、中継の規模を気にすることなく、ハイフレームレートカメラの演出ができるようになります。

「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報

「XtraMotion」の特長

  • EVSの今まで通りのワークフローにシームレスに統合が可能

    XtraMotionは、従来の製品をそのままにインターネット回線をご用意いただくことでサービス利用が可能です。

  • 最高の品質の映像を適切なタイミングで

    即座に再生できるように最適化されたAIベースの処理でHDRにも対応しており、フォーマットに依存することはありません。

    ※対応コンフィグレーション
    720p, 1080i, 1080p, UHD SDR/HDR

  • 使いたい時に使いたい分だけ

    インターネット環境があれば、「XtraMotion」をすぐに利用できます。利用した分だけの価格となり多額な先行投資は不要です。

  • お持ちのハイフレームカメラを強化

    ノーマルカメラを2倍速もしくは3倍速はもちろん、2倍速カメラをお持ちであれば6倍速カメラ相当の映像へ変換可能です。

FOX社と作り上げた「XtraMotion」

FoxSportsは、2020年のスーパーボウルを制作する際に「XtraMotion」を初めて評価を実施しました。それ以来、2020年11月にテキサス州アーリントンで開催されるMLBのワールドシリーズを含む他のスポーツライブ制作で使用するようになり、NFL、NCAAカレッジバスケットボール、NASCARに至るまで様々なライブ中継において定期的に使用しています。この試用期間の終了はXtraMotionの正式リリースを意味しており、FoxSportsにとってライブ中継を制作する際の不可欠な機能となりました。

「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報

FoxSports社の技術部門長マイクデイビスはこのようにインタビューに答えています。「EVS社のXtraMotionは、昨年のスーパーボウルで最初のテストが実施されて以来、多くの可能性を示し続けています。だからこそ、今後、より多くのライブ中継で使用するのは当然のことだと思います。FoxSportsではライブ中継の際にストーリー性を重視しています。XtraMotionエフェクトを使用し増加している特殊カメラを用いる際に映像的な驚きを与えることができます」

「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報

一方でEVSのプロダクトマネージャーであるクリストフ・メッサは次のように答えています。『FoxSports社は当初から「XtraMotion」を信頼していただき、ライブ中継での経験豊富なチームとのやりとりの一つ一つが我々のソリューションの改善に活かされています。今では、FOXSports社のデイリーの制作でXtraMotionが定期的に導入されていることを大変誇りに思います。』

~ NASCAR 2021でのXtraMotionの実際の映像 ~

「XtraMotion」は、サイズ、タイプ、配置に関係なく、どのカメラにも適用できます。NASCAR レース中の車内カメラからの素晴らしいスーパースローモーションリプレイのビデオを是非ご覧ください。

運用ワークフロー

「UEFA EURO 2020」ケーススタディ & EVS新サービス「XtraMotion」最新情報

LSM-VIA操作イメージ

「XtraMotion」へのトリガーは、「LSM-VIA」上でも可能です。

※LSM,XFILE3,IPDirector,その他のツールでもトリガーは可能です。

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