バーチャルスタジオやAR演出を可能にする、
完全マーカーレスカメラトラッキングシステム
自動かつリアルタイムに特徴点を解析
正確にカメラポジションを生成してトラッキング
「VioTrack R」は、特別なマーカーを必要としない完全マーカーレスカメラトラッキングシステムです。放送用カメラに取り付けたセンサーカメラ映像から、高度なパターン認識技術により、自動かつリアルタイムに特徴点を解析し、正確にカメラポジション(6DOF)を生成してカメラトラッキングを可能にします。
どのようなカメラでも自由に動けるので、バーチャルスタジオやARなどの演出が可能です。
実写映像からのトラッキング
「Viotrack R」は、天井や床面などに専用マーカーを必要としません。屋内、屋外問わず、実写の映像の中から高度なパターン認識技術を搭載したViotrack Rソフトウェアが自動かつリアルタイムに特徴点を解析します。
簡単な運用とセットアップ
通常運用では、特別なオペレーションを必要とせず、システム起動後すぐにカメラ情報の送信が開始されます。初めてのロケーションでも、簡単なオペレーションで短時間にセットアップがおこなえます。取り付けたセンサーカメラから放送用カメラまでのオフセットは、両カメラからの映像比較により自動計算されます。
制限がないカメラワーク
「Viotrack R」のセンサーカメラは、3次元空間上のどこにいてもポジションを分析します。
たとえば、クレーンやハンディカメラであっても自由に動くことが可能です。
また、レンズデータを準備することで、ズームやフォーカスに連動できるため、どんなところでも自由な動きを実現します。
コンパクトなシステム
取付けるセンサーカメラは小型軽量であり、カメラマンにとって邪魔で大きなセンサーは必要ありません。カメラとトラッキングPC間は、メインおよびセンサーカメラの映像信号(HD-SDI)とレンズデータ(RS-422/232C)だけで良いため、特別なケーブル配線を必要としません。
正確なキャリブレーション
独自のズームレンズキャリブレーション技術により、非常に高い精度で実写とCGとの合成が可能です。また、レンズの歪みにも対応します。一般的な放送用レンズに限らず、どんな種類のレンズであっても利用可能です。