株式会社 赤坂ビデオセンター様

Video Satelliteの導入を中心に、編集・MAシステムを増強!!

はじめに~TBS系の番組を中心に編集制作~

株式会社赤坂ビデオセンター様(東京都港区赤坂2丁目5番4号 赤坂室町ビル7F)は、今話題のVideo Satelliteを国内で初めて導入されました。
同社はTBSグループのポストプロダクションとして、ドラマやバラエティ番組の編集・MA、スポーツ番組等の収録・送出、ライブラリーにおけるアーカイブ業務を中心に幅広く活動されており、現在、山王下編集センターでは、Avid Unityを核にSymphony Nitris 3式、Symphony Nitris DX2式、Pro Tools2式を保有されています。

今回は、Video Satelliteの導入を中心にシステム強化の経緯と、その後の評価についてお話を伺いました。

システム強化の検討から導入に至るまで

この度のシステム強化の要因は、ディスクの増量にあったそうです。既にAvid Unityをお使い頂いており過去にもディスクを増設されてきました。ドラマ編集では、膨大な量の素材をドラマシリーズの放映が完了するまで数ヶ月残しておく必要があり、限られたディスク容量の中で如何に素材を確保するかが悩みの種であるとのことです。

また、多様化するクライアントのニーズに即効性をもって応えるべくディスク増量と同時に編集システムも増設し常にオンラインで作業する事が可能となったそうです。
更に今回は、お客様からポスプロに対して編集と一緒に音入れもやって欲しいという要望の高まりもあってMA室を新たに作られました。そこにPro Toolsを選択されたのは、Video Satelliteとの連携でHD画質での業が出来る点が決め手となったそうです。

導入後の感想について

導入後、作業形態は編集とMAを平行で行うノンリニア・ワークフロースタイルとなり、CGが多用され頻繁に素材が後挿入されたり時間的にシビアとなる編集でも、最新の状態をプレビューしながらMA作業ができるのでかなり効率が上がったとのお言葉を頂きました。MAは、Unityとの連携でテープ起こしの時間が無く、素材データの受け渡し、素材共有など様々な点で大変メリットがありました。最後に要望点として、Video Satelliteは現在のところ編集ベースのシステム(Media Composer)を介した作業となるので、よりMA側のオペレーションに即した機能の強化を挙げておられました。

現状と今後の課題

今後の課題は、テロップ入れだそうです。ノンリニア編集の弱点はキャプチャーとレンダリングであり、ここに一番のストレスを感じておられ、我々も早期にこの要望にお答えしたいと考えます。

最後に

同社は、デジタル放送時代に備え積極的に最新設備を導入し、卓越した総合力で常にお客様の要望に応えられております。現在も多数の冠番組を手掛けられており、今後も最先端のワークフローを追求されるとの事です。弊社として、そのお力になれるよう精一杯、お客様の経営に貢献できるよう製品やサポートを提供して参りたいと思います。

(この記事は2009年07月17日時点の情報です)

株式会社赤坂ビデオセンター 様

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