「CLIPSTER」で実現するワンストップ映像コンテンツ制作

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「CLIPSTER」で実現するワンストップ映像コンテンツ制作

目次

株式会社三研ビジュアル(代表取締役社長 田中浩司 / 東京都千代田区)は、DVDのプレスなど、各種メディア製造をおこなう三研メディアプロダクト株式会社(代表取締役社長 宮本修太郎/東京都千代田区)のオーサリングラボとして、2005年10月に設立された。
映画・ドラマ・CM・企業VP*1の編集およびDVD・ブルーレイディスク用オーサリングを中心に、動画制作・字幕翻訳・吹替え・副音声収録等の映像コンテンツ制作に関わるプロダクションや、劇場用DCPからBS/CS放送、各種配信用まで幅広いフォーマットへのパッケージング、4Kアップコンバート・アーカイブなど、幅広い業務を手掛けている。

株式会社スカパー・ブロードキャスティング
制作本部 制作部 茂木 邦明 氏

同社では、DCP・放送用/配信用フォーマットのパッケージング、4Kアップコンバートなどおこなうシステムとして、ROHDE&SCHWARZ社のデジタルシネマ・マスタリングシステム「CLIPSTER」を採用した。株式会社三研ビジュアル 代表取締役社長 田中 浩司 氏に、導入の経緯や運用ワークフロー、今後の展望などを聞いた。

*1:企業VP
Video Packageの略。企業が特定の目的に使うために制作する映像で、プロモーションビデオ、イベント用ビデオ、営業ツールなどがある

多様化するメディア/コンテンツに対応する環境を構築したい

デジタルシネマ・マスタリングシステム
ROHDE&SCHWARZ CLIPSTER

近年、ライフスタイルの変化に伴い、メディアのカタチは大きく変わり、コンテンツのデジタル化が進んでいる。メインのオーサリング業務のほかに、映像コンテンツ制作にも積極的に取り組んできた、音楽・企業分野の映像ディレクター経験を持つ田中氏は、メディアやコンテンツを取り巻く環境について、こう話す。『制作した映像コンテンツをDVDやブルーレイディスクといったメディアに納めて納品する以外に、放送用フォーマットや、ここ数年で数を増やしているシネコン*2などでの上映用にDCPで納品するケースが増えてきています。』

放送用フォーマットやDCPパッケージングシステムを持っていなかった同社では、たとえば洋画などの映像コンテンツ制作の場合、字幕翻訳・吹替え・副音声収録等の制作をおこなった後、パッケージング業務を協力会社に委託して納品していた。
『昨今の映像業界でも、1つの会社で多くの業務がおこなえる順応性の高さが求められる時代になってきています。このような時代の流れを受けて、パッケージング業務も含めた映像コンテンツ制作をワンストップでおこなえる環境の構築を検討し始めました。』と、田中氏は当時を振り返る。

*2:シネコン
シネマコンプレックスの略。同一施設内に複数のスクリーンが用意されている複合映画館

DCP・IMF・4Kアップコンバートが可能な「CLIPSTER」の守備範囲の広さが魅力

フォトロン社は、2015年11月のInterBEEにおいて、ROHDE&SCHWARZ社、Netflix社との共催で、Netflixの納品ファイル形式のひとつである”IMF”や、次世代ブルーレイディスク規格として採用が予定されている “4K&HDR(High Dynamic Range)”をメインテーマとするセッションを開催した。田中氏は、このセッションに参加し、「CLIPSTER」に興味を持ったという。

InterBEE2015フォトロン/ROHDE&SCHWARZ/
Netflix共催セッションの様子

『「CLIPSTER」は、1つのシステムで簡単にDCPが制作できるだけでなく、動画配信サービスのファイル納品基準である”IMF”にも対応していることを知り、興味を持ちました。4Kアップコンバートや編集もできるなど、その守備範囲の広さに魅力を感じ、これなら映像コンテンツ制作をワンストップでおこなえる環境を構築できると考え、導入を決定しました。』

フレキシブルなワークフローでどんな映像コンテンツ制作にも対応

映像コンテンツの素材は多種多様なものがあり、最終納品形態/期日も顧客によって異なる。同社では、あえてワークフローを固定せず、営業とエンジニアによるクライアントへのヒアリングを元に、その都度フレキシブルにワークフローを構築している。
『ヒアリングを元にフレキシブルにフローを構築することで、コストの算出がしやすくなり、顧客とのやりとりも非常にスムーズにおこなえています。これも、「CLIPSTER」の守備範囲の広さ故だと思います。入口から出口まで映像コンテンツ制作をカバーできるようになったことで、多くのクライアント様や、各種コンテスト主催者様、医療系のクライアント様からもお問い合わせをいただき、信頼性の高まりを感じています。』

今後の展望について田中氏はこう話す。『現在は、映画の場合にDCP納品をおこなっていますが、今後は、音楽コンテンツなどをDCP化して上映するなど、映画以外の分野にも広がっていけばおもしろいな、と思っています。また、IMFという新しいファイルフォーマットについても、今後どう展開していくのか動向を見まもりたいと思っています。』

(この記事は2016年5月時点の情報です)

導入製品

株式会社三研ビジュアル

株式会社三研ビジュアル 様

映画・ドラマ・CM・企業VPの編集およびDVD・ブルーレイディスク用オーサリングを中心に、動画制作・字幕翻訳・吹替え・副音声収録等のコンテンツ制作に関わるプロダクション、劇場用DCPからBS/CS放送、各種配信用まで幅広いフォーマットへのパッケージング、4Kアップコンバート・アーカイブなど、多様化するオーサリング・映像制作のニーズに確かな技術力で応えている。

東京都千代田区神田淡路町2-8-5 プロステック淡路町ビル4階

http://www.sanken-m.co.jp/

フォトロン 担当者の声

  • 営業 担当者より

    三研ビジュアル様が希望されていた『DCP』『IMF』を作成できる機材を提案し、御採用いただけたことを非常に嬉しく思っております。今後も、ご導入いただいたシステムを更に御活用いただける環境づくりや、その他システムをご提供できるよう、努めてまいります。

  • サポート 担当者より

    三研ビジュアル様では、DCP/IMFの作成・ファイル変換・テープとの入出力等、「CLIPSTER」を幅広くお活用いただいております。今後も、運用のご相談にお応えし、ご満足いただけるサポートを提供していきたいと思います。

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